桜満開の下、多くの人が集った”荒瀬で遊ぼう”
3月31日と4月1日の両日に亘って開催された荒瀬ダム撤去記念イベント”荒瀬で遊ぼう”が終わりました。スタッフの一人として参加しましたので、後整理でブログに報告する時間もなく1週間が過ぎました。
舟出浮き、自然保護セミナー、前夜祭、河童レース、カヌー遊びと盛り沢山の内容に、どれも参加者が多く、1日は道の駅に1200人ほどの人が集まりました。写真で紹介したいのですが、写真を撮る暇もなく、大した写真はありませんので、他の方のブログも合わせて、紹介したいと思います。
自然保護セミナー
31日坂本中央公民館で開催された自然保護セミナー「球磨川の再生を考える」は、高橋勇夫先生の「球磨川と鮎の再生を考える」は、天然鮎を取り戻す試みに関する他漁協の事例などの紹介だけでなく、球磨川において鮎を再生させるための示唆に富んだお話で、大変有意義な学習会になりました。また、自然保護協会の大野正人さん(保護プロジェクト部長)からも「荒瀬ダム撤去と生物多様性の地域づくり」について話題提供をいただきました。遠くからの参加や、地元球磨川漁協の方たちの参加もあり、質疑応答では熱心な意見が出されました。
前夜祭
今日のご馳走はみんな地元の方による手作りです。猪汁、鮎の塩焼き、シカ刺身、シカ骨のスペアリブ、田楽、焼そば、カレー、食べきれないぐらいのメニューとなりました。
全国から来られた皆さんや地元の皆さんからの荒瀬ダム撤去や川に関する熱いスピーチが続きます。
河童レース、その他
荒瀬ダムの堰堤より上流に1500匹の河童を投球し、ゲートをくぐらせて、道の駅までの約1kmほどの距離を河童が競うというイベントです。ゲートを河童がくぐるというのは、後にも先にもないことだと思います。この様子も残念なことに、忙しくて見ることが出来ませんでした。
晴れと桜とイベントの相乗効果で参加者が予想以外の人数で、準備した飲食ブースは早い段階で売り切れで、参加者には申し訳けなかったです。 開会式。荒瀬ダム撤去を祝うスピーチやメッセージが披露されました。
河童のスタートを待つ参加者。でも、ここからは遠くて見えませんでした。
猪の丸焼き(写真提供:作田和秋様)。会場では猪の丸焼き実演、みんなに振舞われました。
河童が張られたロープに誘導されて、順番に到着します。しかし、多くの河童は、下流からの風に煽られてなかなか辿り着くことが出来ませんでした。
表彰式。午後からの表彰式は、賞品盛り沢山で、思わぬ時間がかかってしまいました。一位、二位はパタゴニアさん提供の高額ジャケットだったのですが、なんと広島から参加された方の河童が2着ともさらっていきました。尺鮎引換券、球磨川のアオノリ、素敵なバッグホルダーなど、10枚には1枚の確率だったようです。
※入賞した河童の番号は、こちらから。参加券を買って参加されてない方は、お手元の参加券をご確認ください。
八代市長も駆けつけて、スピーチ。ダム撤去を公約に当選した市長だけに嬉しそうです。
カヌー遊び
カヌースタッフとして参加してくれた㈱ハッピーサプライズさんのHPに楽しそうな写真がいっぱいアップされていますので、ご訪問ください。小さな子供さんでも楽しめるように準備、対応して下さったカヌーの皆様、ありがとうございました。
その他、荒瀬で遊ぼうに関するWEB紹介
①動画
◆自然保護セミナー2(講演:高橋勇夫―球磨川と鮎の再生を考える)
・・・全国から集まってくれた皆様、スタッフとしてお手伝い下さった皆様、ありがとうございました。
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