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2011年9月22日 (木)

9月県議会にみる荒瀬ダムの今

Photo今日から、9月県議会の代表質問、一般質問が始まり、代表質問に立った自民党西岡勝成議員、及び民主・県民クラブの平野みどり県議それぞれから荒瀬ダムに関する質問が行われました。両議院とも、撤去資金の30億円を心配する質問がありました。平野県議からは、日本初のダム撤去に向けて、県の積極的な取り組みを促す質問もなされました。

下記は、その質問と回答のポイントのみの紹介です。

■西岡勝成議員の質問

議員:撤去資金の不足を、これまでの経緯も踏まえ、どのように対応するのか?

知事:民主党は支援を約束した。堤防嵩上げや護岸補修については、交付金の一部活用が認められ、技術的支援で縮減の可能性も高まっているが、老朽化した河川工作物をどうするかなど明らかでなく、財政支援は不十分である。管さんも支援を言及してこられ、新体制政権にも働きかけた。2日に楢床大臣に会い、経緯も含め説明した。理解してもらえたと思う。言ったことを実行するのは政治家の責任であり、具体的な支援策を示してほしい。来年度予算編成で具体的に示されるよう働きかけていきたい。

・・・この回答に対し、西岡議員も「一緒になって言葉の重みを(民主党に)追求していきたい」と述べられておりました。

■平野みどり議員の質問

(質問1):費用削減のために、住民の意見を聞いたらどうか(住民はには、この部分の工事はいらないとか、この部分の事業は我慢するとか意見があるのではという趣旨)。

知事:国に経費削減のための技術支援も求め、撤去計画に反映し、地元にも説明して意見を頂いた。今後も必要に応じ国と協議し、地元にも説明していく。

(質問2):荒瀬ダムについて、WEBの利用や展示所設置も含めて、広く情報を公開していってはどうか。

知事:全国初のダム撤去であり、記録を残すことは必要。八代市でも道の駅を活用して、資料等展示していくと聞いているので、関係資料の提供など行いたい。

(質問3)祝賀会等の開催を考えられないか。

知事:撤去費用とも照らしわせて、今後考えたい。

・・これに対して、平野議員からは、「ささやかでもいいので、祝賀会は開催してほしい」と意見追加されていました。もっともです。地元目線での質問はとてもうれしいものです。

これまで1000近くのダムを撤去してきたアメリカにおいてさえ、初の大型ダム撤去となるエルワ川の二つのダム撤去では、9月17日大規模な祝賀会が開催されました。日本発のダム撤去の現場となる荒瀬ダム撤去の現場として、熊本県、八代市はもっと積極的にこの機会を利用して、熊本県及び八代市の存在をアピールしてほしいものです。

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