蒲島知事「荒瀬ダム撤去は私の責任で踏み切る」
蒲島知事インタビュー記事「公共事業は中止できる」 熊日9月13日
川辺川ダムの中止も、荒瀬ダム撤去も本当に現実的になったのだなと思える記事が今朝の地元紙熊日に掲載されていました。
熊本の事例が、新しい河川行政の道筋を作ってくれたら、本当にうれしいです。
その発言の一部を紹介します。
■(五木再建)「たとえ、法律が出来なくても県でできることからやっていく。」
■(洪水防止)「たとえ100年に一度の洪水に備えるという大目標を掲げていても、今洪水が来たらどうするのか」
■五木ダムの中止「球磨川と川辺川は私の宝。五木ダムが出来なくても洪水が防げるという技術論ができた」
■荒瀬ダム撤去「(国からの支援)国からベストの回答が来なくても、私の責任で撤去に踏み切る。」
撤去費用の削減もみんなで考えよう
撤去費用が30億円不足していることについて、問題視する人は多く、マスコミの質問もそこに集中します。企業局も国の技術支援や撤去計画等、あらゆる方向から検証していくと言っています。
しかし、地元からすると不思議です。削減方法の検証に住民の意見が反映されていないことが問題です。例えば住民は莫大な予算が投入予定の堆積土砂の除去は自然流下でいいといいます。撤去が何より優先で、撤去工事によるマイナスの影響は少々我慢する覚悟があるように思います。ゲートが閉まっていた時、洪水時に一気に放出されていた土砂に比べたら、少しづつしか進まない本体工事による土砂流下は許容範囲だというのは、理解できる話です。費用削減については地元の合意形成を諮り、よりよい方法を見出してほしいものです。
正直、当初は知事の判断が右に左に変わることもあり、地元はいつまでも「本当に撤去されるのだろうか」という不信感がなかなか拭えませんでした。しかし、今日の知事のインタビュー記事からは政治生命をかけてるとも思える強い決意を感じることができます。
また、流域には未だに川辺川ダム事業復活と荒瀬ダム撤去撤回へと動く人たちがいます。しかし、ここ球磨川流域では、住民だけでなく漁業者や農業者、建設業者など流域一つになって、球磨川再生へと取り組んでいけたら、新しい公共事業のあり方を全国に向かって提示できる場所なのだと、気持ちを切り替えてほしいものです。
今回の知事発言は地元住民として、素直に評価したい気持ちです。
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