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2011年2月24日 (木)

菅首相、荒瀬ダム撤去財政支援、検討を支持

chick荒瀬ダム本体の撤去費用支援に関する菅首相前向き発言

荒瀬ダム撤去の費用に関しては、熊本県は30億円が不足するとしており、不足分の捻出についてはまだ目途が立っていません。以前から、熊本県は国に対して支援を求めていますが、国は本体の撤去費用以外の河川改修や護岸補修に関しては、「社会資本整備総合交付金」の利用を提案していますが、撤去費用については、出せないと回答してきました。

県営ダムですから、事業者の責任で撤去するべきという国の回答は当然のように思います。しかし、荒瀬ダム撤去については、民主等が野党時代に、代表代行であった菅首相は、地元を訪れ「国が支援すべき」旨の発言をされているだけに、地元としても、民主党が政権取ったら荒瀬ダム撤去は現実になるとの強い期待がありました。地元が要望するのは当然のことのように思います。

そんな折、昨日23日衆議院の予算委員会があり、地元の中島隆利参議院議員がこの撤去費用に関する国の支援策について質問をしています。

その時の様子は、衆議院のビデオライブラリで見ることができます(日時と質問者、中島隆利を入力して検索をするとリンク先が開きます)

  平成23年2月23日衆議院予算委員会質疑(質問者:中島隆利)

この中で、菅大臣は「なんらか国としての応援ができないかー国交大臣とも是非そういう可能性について検討してもらいたいと、支持をしてみたいと考えています」と前向きな回答をされています。

chick菅首相の答弁内容

(ほぼ、言葉通りです)

この荒瀬ダム撤去ということになりますと、ある意味では日本のダム行政にとって画期的なことになると考えています。つまりは、これまでは川の流れを止めることによって、発電とか利水とか治水とか言われたわけですが、これからはそういうものではない形で、逆に川の自然を取り戻して、例えば球磨川、川辺川であれば鮎の遡上を自然に回復させる、そういうことが観光の面でもいろんな面でも自然にとってプラスになると。

 そういうことを考えますと、今国交大臣が申しましたように、しくみとしては県の所有物でありますので、県の責任でやっていただくのが原則であると思いますが、その中で自然の回復というような観点も含めて、なんらかの国としての応援ができないかと、そういう気持ちをもって、現地でそういう発言をしました。国交大臣とも是非そういう可能性について検討をしてもらいたいと、指示をしてみたいとと思います。―

(再度、決意を求められて)

しっかりと受け止めて、検討を国交大臣とともにしてみたいと思います。―

****

国が撤去費用を支援してくれることは喜ばしいことですが、撤去費用の削減についても技術面含め、検討の上、安く、早く、安全にできる工法等の検討も行ってほしいところです。

住民からは、いまだに「堆積土砂の除去は必要ない」「水位低下維持装置の設置も必要ない」という声が聞かれます。この二つに20億近い予算が投じられるわけですが、地元の願いは撤去により自然が再生することです。

無駄な予算は減じて、その分、菅首相も言及しているように、自然の回復を目標とした球磨川再生のために投じてほしいというのが、地元の願いであり、荒瀬ダム撤去という事例を河川行政の見直しに役立たせるという視点が前提にあれば、国が予算をつける意義も見出せるように思います。

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