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2011年1月

2011年1月24日 (月)

球磨川の天然・天日干しアオノリ、格別な逸品!

clover寒さの中のアオノリ採取…生育順調!

球磨川河口近くでは、今アオノリが順調に伸び、極寒の中、採取作業が行われています。アオノリは養殖もしていますが、やはり天然・天日干しアオノリは、味・色、香りともに違います。毎年の天候や水質に大変左右され、採取量も少ないため、なかなか入手困難ですが、球磨川を守る活動を続けている「やつしろ川漁師組合」では、今年なんとか販売こぎつけることができました。

clover是非、球磨川の春の恵みを味わい下さい。

注文用紙はこちらから。もしくは、mouri.sy@sepia.plala.or.jp まで。

※このアオノリの売り上げはすべて、球磨川を守るための活動に使用されています。Photo_2

Photo 球磨川でのアオノリ採取風景です。球磨川のアオノリは3種類が確認されていますが、採取されているのは、スジアオノリが殆どです。寒い中、腰まで水に浸かっての作業です。今年に入って、急に寒い日が続き成長は良くなったのですが、天候が悪いため、天日干しに拘る漁師さんは採取作業ができない日が続きました。天日干しと機械乾燥では、風味、香りが全く違います。

Photo_3アオノリ採取ができるのは干潮の時間帯です。しかし、冬のこの時期は、昼間の干潮時はあまり潮が引きません。そのため、漁師さんによっては、深夜に採取を行います。採取をしたら、何度も洗い、日に干しますが、洗ってしまったら、すぐ干さないと商品価値はなくなります。採取する日が晴れていても、翌日が雨だと折角のノリが無駄になってしまいます。翌日が晴れると思ったら、前日は雨天でも採取をする場合もあります。いつでも乾燥できる機械乾燥に、比べ手間・暇が驚くほどかかっています。

こうやって出来上がった天然・天日干しのアオノリは、本当に希少で、たぶん八代市外の店頭に並ぶことはないと思います。この季節、わざわざ求めて、食卓に乗せて味わう価値のある逸品だと思います。

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2011年1月23日 (日)

荒瀬ダム撤去工法に関する説明会開催(平成23年1月)

荒瀬ダム撤去の工法についての地元説明会開催

平成23年1月20日、坂本中央公民館において、荒瀬ダムの撤去工法に関する説明会が開催されました。昨年策定された「荒瀬ダム撤去工法計画(案)」についての説明会です。その説明の要約と、それに対しての会場からの意見の要約報告です。

clubこれまでの、経過説明

○平成15年に撤去を前提として、対策検討委員会、撤去工法専門委員会を設置して撤去の準備を進めていたが、存続に方向転換、再度撤去に方向を転換した。

○昨年4月に「荒瀬ダム撤去技術研究委員会」を設置して、最近のダム知見、環境の変化を踏まえ、再度検討。9月末に報告書のとりまとめが出された。それを元に、撤去計画案を作成し、本日の説明会になった。

○これをもとにして、地元調整、コスト・予算面の検討をしながら、河川管理者と協議をしていく。

○その内容を詰めながら、今年秋口を目途に、国に対し除却申請を行う。

○平成24年に工事着手予定。

club撤去工法に関する説明

熊本県企業局HP掲載の荒瀬ダム撤去計画(案)概要版をご参照ください。

club質疑応答

Q1:藤本発電所下流に堆積物(建設当時、隧道を掘るときに出たもの)が放置してあるが、これに対する対応は。また、消防利水(水位が下がったために、利用ができなくなった)については、県は「市町村がやるべき」として関与しようとしないのは納得がいかない。

A1:今日は撤去工法に関しての説明なので、理解してほしい。発電所の土砂、水防水利については承知している。八代からの要望書にも入っているので検討中。地域対策協議会でも検討しているので、推移をみてほしい。土砂についても、国交の防災との関係もあるので、協議をしながら検討中。

Q2:ダムを作ったことにより、道路の上がり下がりが激しくなった。坂本は年寄りばかりなので車より自転車利用が多く、大変。そのような対応を何故しないのか?

A2:今日はダム撤去を目的にした説明会。道路管理者の立場ではないので回答できないが、今日の内容は道路管理者に伝える。

Q3:荒瀬ダムあたりは、昔は鮎が捕れるので有名な場所だった。そういう場所に戻したいというのであれば、以前のことを知っている人と検証してほしい。また、ダムの上流に9000㎥の土砂があるというが、その処理はどのようにするのか。また、地域対策協議会とは別に、地元住民がものを言える機会を作ってほしい。

A3:ダムの上流の土砂については、上流に仮置きをして、どのように流れていくかということについて検証をしているところだが、あくまでも計算上の話なので、来年度以降、モニタリングとあわせて毎年測量をして、専門家によるフォローアップ委員会で意見を聞き、地元にも説明していく。

撤去が終わるまでの問題についてどうするか、地域対策協議会でも意見が出ているが、その中で議論していく。モニタリングの協議会は事業が完了するまで、継続されると思う。

Q4:本日の会の趣旨は理解した。地元の要求は考えていくというので、説明会を別途開いてほしい。HPで公開しても、利用できる人は坂本には少ない。文章にして、誰もが見れる場所においてほしい。また、荒瀬地区は工事の現場なので、地元で説明会を開いてほしい。トラックがどのくらいの量通るとか、発破の騒音はどのくらいとか、その対応など、具体的な話を分かりやすくしてほしい。年寄りが多いので専門用語では理解されない。

A4:情報提供は、できるだけ分かりやすい場所におくということで検討したい。トラックの台数などは詳細を検討中なので、きちっとしたものが出た段階で十分に説明をしたい。

今日の模様も坂本のケーブルテレビ等で流されることになると思う。q5:工事用の仮橋を作ると聞いていたが、今日は説明がなかった。仮橋は毎年かけて、毎年外していくのか。また、工事がない時の洪水対策はどうするのか。

A5:仮橋については、今協議中。川の流れの中で問題がないように判断していく。仮締め切りについては、工事がない時は、邪魔になるので毎年撤去をする。

Q7:土砂除去については、もうきれいになっているとか、自然流下でいいのではという意見がある。また、撤去費用についても、そういう意見を聞きながら見直しも必要ではないか。

A7:基本的に然流下を考えているが、撤去する部分の高さが10mあるので、その上流に溜まっている土砂が一気に流れることを考えたら、少しでもその高さを低くしたいと思う。専門家にも相談して、やはり10万㎥は取ったほうがいいと。水位低下装置と右岸の撤去で自然に流れていくので、それがどういう風に流れていくかについて、現場で確認しながら、対応を考えていく。自然流下でいいという意見があることは理解しながらしていきたい。土砂除去費用は今年度を含め約12億円と算定している。

Q8:地元が撤去を求めたのは、企業局に不信感があったから。「工法以外の質問は受け付けない」という態度はいかがなものか。

工法はあくまで机上の空論。いろんな場合が考えられるが、もっと工期の短縮は考えられないか。また、撤去工法が決定された経緯が分からない。民間のノウハウの活用もかんがえられるのではないか。

A8:工期については、河川内の工事であることを考えると妥当だとしているが、今後詳細を考えるときに検討はしたい。民間のノウハウについては、今回の案を原案として、今後コスト削減を考える上で、技術的な提案をしてもらうようにしている。その中で短縮できる提案とかあったら、反映させて修正していく。

撤去に至った経緯についても、これまでに地元に伺って説明している。今日は時間が限られているので、工事の進捗具合や関心が高い道路などについて説明をさせていただきたい。今日のご意見は協議会や道路管理者など伝えるものなど整理をして、今後進めていきたい。

Q9:25年に右岸を撤去するということだが、23年、24年、25年と3回の梅雨を迎えるが、中津道の場合どのくらい水位が上がるのか、私有地が自分のものとして使えるのはいつになるのか。

A9:分かる範囲で答える。25年、26年は、管理橋、門柱を撤去、澪筋部分の撤去が終わったぐらい。上流部にかなりの堆積物があるので、現在とあまり水位は下がらないと思う。堆積物は徐々に流下しながら下がるので、堆積物の影響は少しづつ残ることになる。そういうことがあるので、中津道など道路を嵩上げすることによって、避難路を確保していく。完全にダムによる影響がなくなるまで、かなりな時間が必要というのが、シミュレーションの結果。道路の嵩上げなどで対応していきたい。

Q10:河口干潟はゲート全開後歩きやすくなって、ミドリシャミセンガイなど貝類が増えている。環境モニタリングは遥拝堰までとしているが、それより下流までの影響も大きいので、八代海までするべき。

蒲島知事の存続表明で、撤去が開始されるのが遅くなった。来年11月から水位低下設備をつくるというが、ゲートだけでも早く撤去に入ることはできないか。

また、今日は工法だけの説明会というが、いろんな意見があったので、1回だけで終わらせるのではなく、必要に応じて説明会をしてほしい。

A10:モニタリングの範囲については、検討委員会の中で河川の縦断構造を考え、瀬戸石ダムから遥拝堰までが適当ということになった。しかし、遥拝堰上流で異常が見られれば考えていく。国交省のデータも検討しながら考える。もともと荒瀬ダムの水質は基準を維持しており、昨年も出水時に調査、比較したが、数値的に分からない。瀬や淵を見て、見た目、少し回復していると思うが、数字的には示せない状況。

Q11:本当にきれいになっている。データがないのがおかしい。住民が望むモニタリングが必要ではないか。

A11:モニタリング調査は、下流に影響を与えない工事ということで組み立てている。どのくらい良くなっているかというのは、今は考えていない。環境に負荷を与えないよう工事をしたいということで、今後もしていくので、よろしくお願いしたい。

Q12:撤去費用の説明がなかったが、住民からの要望に対応できる予算はあるのか。水位低下設備にお金をかけるというが、左の部分はなくても撤去できるのではないか。左側から50㎝ぐらいづつ削ると、コスト削減もできる。

また、撤去したコンクリートはトンネルに埋めたらどうか。

A12:費用は約30億円不足するので、社会資本整備交付金とか本体撤去費用の要請をしている。コスト削減にも協議しながら進めていく。企業局の経営努力もして、24年から撤去できるようにしていく。

水位低下設備いついては、説明したように、実際は水があるのでどこかに流れるようにしないといけない。一挙に流すと相当な濁りが発生し、下流の生物に影響を与える懸念がある。上流に溜まったものについては、下流に科学的な影響を与えるようなものはないが、濁りが下流の生物に悪さをするので、除去するようにと委員会の中でも言われている。除去したものをトンネルを利用するかどうかについても、ご意見を踏まえ検討していきたい。

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2011年1月 2日 (日)

瀬戸石ダムが水位を下げて、戻った清流

瀬戸石ダム上流に多くの瀬が復活!

瀬戸石ダムは荒瀬ダムから10km程上流にあるダムです。その瀬戸石ダムが今護岸の修復工事のために水位を下げています。荒瀬ダムも昨年の4月がゲート全開しているために、瀬戸石ダムから下は、7つの瀬が復活し、格段に水質が良くなっていますが、上流に瀬戸石ダムがあるために、水質の改善には限度があります。

しかし、その瀬戸石ダムが2カ月程前からゲートを全開しているために、瀬戸石ダムの上流も下流も大変水質がよくなっています。

今回は、瀬戸石ダムのダム湖だったところに限定して、写真で紹介します。その写真もダム湖だったところですが、多くの瀬が復活しており、どこも5~6mほどの川底まで澄み切ってみえます。碧い、碧い球磨川の復活ですが、もしかしたら川辺川よりきれいかもと思わせます。しかし、これも2月いっぱいとのこと。P1090959s

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Photo

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