荒瀬ダム 水利権申請取り下げ!
今日、県議会終了後に記者会見を行った蒲島知事は、2年間の発電継続を目的に申請した水利権を取り下げることを発表しました。
今日の県議会本会議において存続費用をカットした修正案が全開一致で可決されることが予想されただけに、存続断念をせざるとえなくなった結果です。そして、午後5時には、企業局が水利権の申請取り下げ書を提出しました。蒲島知事は、「水利権を取り下げることにより、撤去という一方向に向けた取り組みができる」旨コメント。4月には撤去に向けた検討会を設置する予定です。
荒瀬ダムによる売電収益が見込めないため、撤去開始までには、管理費や人件費で更に6~8億円の財源が不足すると報道されていますが、そもそも撤去費用が本当に91億円もかかるものか、現在の新しい技術等も踏まえて再検証する必要があると思います。それには、国も積極的に支援する体制をつくってほしいものです。
読売新聞(平成22年3月24日)熊本県知事 荒瀬ダムの発電継続を断念
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